国際結婚結婚手続き

在日スイス大使館での手続き【スイス人と国際結婚(スイス先行)】

国際結婚
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今回は私がスイス人の夫と2022年に結婚手続きをした際に行った手続きについてご紹介します。

 https://www.yuki-swiss.com/marriageprocedure2/

▷必要書類を取得

在日スイス大使館のホームページで必要書類を確認し、全ての書類を揃えます。私は2022年6月に手続きをしました。その時点で必要だった書類は以下の通りです。

・戸籍謄本(全部事項証明書)
・住民票
・婚姻要件具備証明書
・パスポート
・免許証など本人確認できるもの
・スイス人のパスポートコピー
・スイス人の身分事項証明書コピー
・手数料

私が手続きをした際は在日スイス大使館のウェブサイトに必要書類がとてもわかりやすく詳細に記載されていました。現在そのページが削除されているようです。一時的に非表示にされているだけの可能性もあるので申請予定の方は随時ウェブサイトを確認してみてください。情報が変わっている可能性もあるのでウェブサイトで確認できなければ電話かメールで大使館に必ず事前に確認してください。


 
 

▷メールで書類提出&来館予約

在日スイス大使館で結婚手続きをする際には、事前に大使館にメールで連絡をする必要があります。その際には上記必要書類のスキャンデータを全てメールに添付して送り大使館の方に確認してもらいます。書類に問題なければ希望の来館日時を伝えて予約を取ります。私は4月末にメール連絡し6月頭に来館予約を取りました。※予約が2ヶ月も先なのは私の渡航予定に合わせるためです。予約が埋まっていて取れなかったというわけではないのでご安心ください。書類には‘3ヶ月以内に発行されたもの’など有効期限がありますので要注意です!

▷当日の流れ

1. 持参物提出

上記の書類全てを提出し再度確認してもらいます。

2. ドイツ語書類記入

大使館で記入した書類

・結婚要件に関する宣誓書
・婚姻手続きを行うための申請書-婚姻要件具備証明書の発行申請書

最初に結婚相手の言語を尋ねられました。相手の言語や居住地によってもらう書類の言語が変わるのだと思います。どちらもドイツ語の用紙でしたが下書き用に日本語訳された用紙ももらえました。まずは下書き用紙に記入して担当者に確認してもらってからドイツ語の用紙に青ボールペンで記入しました。清書は青ボールペンで記入する決まりだそうです。青ボールペンは大使館の方が貸してくれます。書類の最後にサインする際は担当者とは別の責任者が出てきます。責任者の説明を受けその責任者立会のもと書類にサインをしました。担当者の方はとても日本語が流暢でしたが、その責任者は日本語ができないということで英語での対応でした。

3. 手数料の支払い

私が手続きをした際の手数料は28,780円でした。手数料は定期的に改定されるようで、私の半年前にスイス大使館で手続きをした知人はこれよりも安い金額だったそうです。

事前にメールで来館予約をした際に手数料を現金で持ってくるよう言われました。お釣りが出ないようピッタリ用意して持きましたが、当日窓口で「現金払いしますか?クレジットカードでも支払えますけど。」と案内を受けクレジットカードで支払いました!クレジットカード払いできるのはとても助かります。おそらくクレジットカードリーダーは最近導入されたものと思われます。ただ、念のために現金も持っていくことをおすすめします。

支払いが完了すると領収書をもらえます。

▷事前に確認しておくべきこと!【注意】

大使館で書類を記入する際いくつか事前に結婚相手に確認・相談しておいた方が良い内容がありました。

要確認事項
・相手の宗教
・相手の住所
・相手の電話番号とEmail
・結婚後に二人が居住する住所
・結婚後の苗字
・子供の苗字

提出物の一つ「身分事項証明書(ドイツ語:Personenstandsausweis)」を見れば書類のほとんどの項目は記入できます。しかし、これらの項目については事前に確認しておいた方が良いです!もしくは寝ているパートナーを電話で叩き起こして確認するという手もあります。

結婚後の苗字について
これは、“スイス“において私が日本の姓を取るかスイスの姓をとるかです。スイスでは夫婦別姓が認められています。結婚後スイスで日本の苗字のまま生活することもできますし、相手の苗字に変えることもできます。※これは日本の戸籍情報には関係のない部分です。日本での苗字はのちに在スイス日本大使館で手続きすることになります。私はスイスでは結婚相手の苗字を取ることにしました。後でやっぱり日本の苗字のままにしたい!と思ったら結婚前の打ち合わせで変更可能だそうです。ちなみに昔は認められていた複合姓(例:シュナイダー山田 花子)は認められていません。(2022年6月時点)

子供の苗字について
結婚後の苗字で結婚相手の苗字を選んだ場合は子供の苗字も自動的にスイスの姓になります。これについては「まだ決めていない」という回答もOKでした!

▷まとめ

私の事例を簡単ですがまとめました。ケースバイケースなところが多い手続きですので、この人はこんな感じだったのか程度で読んでいただけると幸いです。ちなみに私はこの大使館で手続きをした2日後にそのまま東京からスイスへ飛びました。

スイス大使館の方は日本語でメールでも電話でも丁寧に対応してくださいます。レスポンスも早いのでスムーズにやりとりができました。不明な点は事前にしっかり大使館に相談してください。

《追記》スイスの役所に書類が届いたと連絡が来ました!

在日スイス大使館で書類を提出してからピッタリ1ヶ月後にピーター居住のカントン(州)の市民登録局Zivilstandesamtから書類が届きました。また今後の手続きについての連絡がスイス人パートナーのメールに届きました。