はじめに
スイス人との結婚手続きをするため私が実際に取得した書類全てをまとめました。私は在京スイス大使館を通してスイスでで結婚手続きをしたケースです。スイス人がスイスで取得する書類についてこの記事では省いています。※この記事は2022年4月頃の情報です。申請される際には必ず各所に最新の情報を確認してください。
▷在スイス大使館を通してスイスで結婚する場合
1. 戸籍謄本(全部事項証明書)×3部
▷取得方法 マイナンバーカードを利用しコンビニエンスストアのコピー機で印刷しました。
▷所要時間 約3分〜5分。サービス提供時間は平日のみ朝9時頃から夕方までと限られていました。
▷費用 450円×3部=1,350円
①婚姻要件具備証明書申請 提出先によって書類の有効期限が異なるのであまり早く準備しすぎないように要注意です。
②在日スイス大使館への申請
③スイスで婚姻後在日本大使館へ婚姻届とともに提出
3ヶ月以内発行したものという制限がついていることが多いです。
2. 住民票
▷取得方法 マイナンバーカードを利用しコンビニエンスストアのコピー機で印刷しました。
▷所要時間 約3分〜5分。戸籍謄本よりはサービス提供時間が長く土日でも対応している場合が多いです。
▷費用 350円
在日スイス大使館への申請
3. 婚姻要件具備証明書
▷取得方法 最寄りの法務局で申請しました。
▷所要時間 約30分〜45分。※前後あり
▷費用 無料
在日スイス大使館への申請
4. パスポート
自分のパスポートは原本で、相手のパスポートはコピーで提示・提出しました。相手のパスポート画像を事前にもらっておき、いつでも印刷できるようにしておけば大丈夫です!
5. 無犯罪証明書(スイス入国後に申請しました)
▷取得方法 日本の居住地の警察署もしくは海外から日本大使館経由で申請できます。
▷所要時間
日本の警察署で申請した場合…約1週間
スイスから日本大使館経由で申請した場合…約2ヶ月
▷費用
日本の警察署で申請した場合…約500円〜700円
スイスから日本大使館経由で申請した場合…65フラン(2022年6月時点のレートで約9,000円)
私は無犯罪証明書を日本で取得しないままスイスへ来てしまいました。近々在スイス日本大使館を通して申請する予定です。取得できたらまた別記事で経験談をご紹介します。海外から申請すると時間もお金もかかるのでできる限り日本国内で取得されることをお勧めします。
婚姻後のビザ申請
※スイスで入国後(一般的にはスイスで入籍後)に必要となります。
アポスティーユ申請
在日スイス大使館を通してスイスで結婚する場合、戸籍謄本、住民票、婚姻要件具備証明書についてアポスティーユ認証を取得する必要があります。
▷取得方法 外務省に申請
▷所要時間 郵送で約4日〜10日
詳しくはこちらの記事にまとめていますので参考にしてください。
▷スイス入国後に全ての手続きを行う場合
スイスの役所に必要な書類を確認したところ、スイス国内で手続きを行う場合も日本人が用意する書類は上記とほぼ同じでした。ただし、全ての書類に翻訳が必要となります。国や地域によっては翻訳会社が指定されることもあるそうですので要注意です。日本から全ての書類を持ってこれなかった場合は、日本の家族に送ってもらうか、在スイス日本大使館を通してそれぞれの書類の発行申請をすることになります。
まとめ
今回は私が国際結婚のために取得した書類についてご紹介しました。私はマイナンバーを持っていたためほとんどの書類取得はコンビニで簡単に行うことができました。マインバーを持っていない方はお住まいの役所にて申請する必要がありますので私のケースより時間がかかってしまいます。書類の有効期限に気をつけつつ、時間に余裕を持って書類の準備を進めることが大切です。