4/15〜デザイン変更中で見にくい部分があります。

スイスでの婚姻式(役所婚・民事婚)②【式場】ー憧れのお城で役所婚しましたー

当ページのリンクには広告が含まれています。

私たちはシュピーツ城という特別な式場(⇦語彙力不足で他の表現がおもいつきませんすみません)で婚姻式を挙げました。通常は婚姻式(役所婚)は役所併設のホールで行うことが多いと思いますが、このように特別な場所で行うことも可能です。ちなみに、婚姻式(役所婚)とは簡単に説明すると日本でいう役所に婚姻届を出しに行く作業にあたります。

手続きや式場予約など少し大変でしたが、参加してくれた家族に大変好評でした。私たちは婚姻式をスイスの結婚式×前撮りを兼ねたイベントにしたくてこのような形をとりましたが、おそらく大半の人は普通の役所で執り行うと思うので、あまり参考にならないかもしれませんが誰かの一つの選択肢になればと思います。

今回は婚姻式上の予約の仕方や、婚姻式当日について詳しく写真たっぷり(見せたいだけ・・・)でご紹介します。

婚姻式を挙げたSpiez城↓可愛すぎません・・・!?ベルンから電車で30分程で実は観光地です。

目次

予約は半年前から!?人気の式場争奪戦

スイス国内全ての式場を選べるというわけではありません。あくまで居住地と同じカントン(州)内の限られた式場でのみ婚姻式を執り行うことができます。私はベルン州に居住していますのでこちらのサイトから式場を選びました。これはベルンで婚姻式を行うことができる役所以外の特別な式場です。私はこの中のシュピーツ城で式を上げました。

式場によって予約開始日は異なりますが、シュピーツ城は6ヶ月前から電話で予約可能でした。かなり人気なので6ヶ月前になった瞬間にピーターが電話をして予約をとりました。予約状況は式場の公式ウェブサイトに載っています。今見てみると2023年分ももう10月まで予約が埋まっていました・・・。さすが・・・。

6ヶ月前に予約したので国際結婚の手続きを開始する前に式場を確保することになりました。ただこの予約はあくまで「仮予約」です。国際結婚手続きを完了させた後、居住の市から「この2人は結婚することができる」ということを記した証明書を発行してもらいます。これを式場に提出して本予約となります。私たちは国際結婚手続きにかなり手こずりました。何度も交渉して結局この書類を出せたのは式の数日前でした(笑)これについて詳しくはまた別記事で書きたいと思いますが、相談すれば柔軟に対応してくれるということで・・。また、さまざまな理由で結婚自体がなくなる可能性もあるので、現時点で埋まっていても直前に空きが出ることもあります。今埋まっていても諦めずに問い合わせるべしです。

ちなみにこの式場では私のような婚姻式だけでなく本当に隣接している教会で結婚式さながらの挙げることもできるみたいです。

当日の流れ

ファーストミート・写真撮影

婚姻式開始の45分ほど前に現地に到着し、ファーストミートと写真撮影を行いました。シュピーツ城周辺は写真スポットだらけ!とにかく超映える!可愛い!素敵な写真をたくさん撮影してもらいました。通りすがる人たちからも「おめでとう!」と声をかけてもらって本当に特別な一日になりました。
(カメラマンもしお探しの方いたら私たちのカメラマンご紹介しますので是非お声掛けください。)

ドレスは別の記事にまとめてますので興味ある方用にこの記事の下にリンク貼っておきます。

婚姻式(役所婚)

時間になると呼ばれて部屋の中に入ります。当日は役所の人とご挨拶。「ドイツ語はわかりますか?」と聞かれ「標準ドイツ語なら・・・」というと、「それなら標準ドイツ語で進行しますね。」と言ってくださいました。ちなみに英語ができるピーターの友人にも念の為通訳もしてもらいました。

担当者の方から挨拶と簡単な説明

最初に担当者の方から「夫婦は平等であり・・・」とかなんとか結婚に関するルールや大切なことなどを説明を聞きます。ドイツ語がほぼ聞き取れて自分のドイツ語の上達にびっくりしてました。笑

そしていよいよ誓いのとき・・・!「病める時も〜誓いますか?」とドイツ語で聞かれ、元気よく「Ja(ドイツ語のYes)」と答えました。笑 
まさかこの質問に「はい」でも「Yes」でもなく「Ja」と答える日が来るなんて想像もしてませんでしたよ。そしてそのままピカピカの指輪交換。ちなみに指輪交換は希望者のみです。

指輪交換してます

その後、それぞれが書類に署名をします。私たちは証人をピーター側と私側で1人ずつ用意していたので証人2人もそれぞれ署名をします。私の友人がこのために日本から駆けつけてくれました。感極まる・・・。つまり証人は外国人でも大丈夫です。日本人家族がピーターの友人のサササっとかいたアルファベット署名を見て「さすが!かっこいいなー!」と、一方スイス人ゲストは私の友人の署名(漢字でフルネーム)を見て「すっごいなんだこの文字は!かっこよすぎだぜ」とお互いの署名の違いに感動していました。笑

カントンによって違うみたいですが、最近はどうしても見つからない場合は手続きをすれば証人なしでも結婚できる場合もあるようです。証人は当日パスポートやI Dカードなどの身分証明書が必要です。

部屋から出てくるところ(え、この写真いらない?!)

ちなみに、父はこの日のためDJI osmo pocketを買ってきて、式の1日をずーっと記録してくれていていました。

さすが、とってもスムーズな映像で、素人でもそれなりの動画が撮れます!私たちはこの動画を編集して日本の披露宴で流しました!

動画撮影はプロに頼むととてもお値段が張るので、諦める方も多いと思いますが、動画と静止画じゃ全然違います。

D J Iならプロの動画撮影を頼むよりは断然安いのでぜひお勧めします。

↑盗撮してるみたいw

アペロ(立食パーティ)

婚姻式を無事に終え晴れて夫婦となった私たち。この日は天候にもとても恵まれました。参加してくださった家族や友人たちと簡単な立食パーティを楽しみました。ちなみにこれも希望者は事前に飲食プランを選択して予約をしておきます。こんな感じでシャンパンやワインなど飲み放題。軽食付きです。

夕食会

アペロの後は一旦お開きにして、その後ベルン駅近くのホテルで皆でディナーを食べました。ホテルで知人が働いており、貸切料なしで個室を用意して机を並べて素敵な空間を作ってくれました!今手元に写真がないので見つかり次第ここにアップします。

バーで飲みおさめ

ゲストが帰り、私の両親は時差ボケでホテルの部屋に戻った後、残った元気組でホテルのルーフトップバーでお酒を飲んで解散しました!

以上、私のスイスでの婚姻式(役所婚)の1日でした。日本の家族にも見守られながらこんなに素敵な婆書で思い出に残る式をあげることができ大満足です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今後国際結婚のトラブルだらけの手続きについてもまた記事で紹介したいと思いますので是非また覗きに来てください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

プロフィール

スイス人夫とスイスで生活している平凡な日本人です。
趣味は海外旅行で、とにかく観光が大好きです。
「痒い所に手が届く"お役立ち"情報」をモットーに《スイス観光情報》や《スイスでの生活に関すること》などを主に発信しています。
将来の夢はスイスでツアーガイドになることです。

目次