【2025年最新】ベルン観光モデルコース:半日で巡る旧市街の見どころ5選

ベルンで生活している私がお勧めするベルンの見どころと合わせてベルンのイベント情報などもたくさんご紹介します。
ベルンはコンパクトにまとまっているので半日もあれば今回紹介するの5つの観光地は回れちゃいます。歴史ある美しい街へぜひ立ち寄ってみてください。ベルンを拠点にしたスイス観光モデルルートも合わせてチェックしてみてください。
見どころを知りたい
ベルンを半日で観光したい
ベルンの効率の良い観光ルートを知りたい
ベルンのイベントなどを知りたい

ベルン観光モデルコース:半日で巡る旧市街の見どころ5選

ベルン駅
駅に着いたらまずはトラム乗り場へ。UBSの建物の前にあるバス乗り場「Kante L」からバスに乗ってベルン観光スタート!※イベント時や工事などで時々乗り場が変わることがあります。

約10分
バラ公園 / Rosengartenローゼンガーデン



世界遺産ベルンの市街地を一望できる場所としてベルンを代表する観光地です。日本から寄贈された桜の木があり春には桜が綺麗に咲きます。レストランのテラス席からこの景色を眺めて食事をするのもおすすめです。公園には子供が遊べる遊具もありますし、芝生が広がっているのでちょっと一休みするのに良いです。ちなみに夜もベルンの夜景が広がってとても綺麗です。天気の良い日はサンセットを見に多くの人が集まります。一般開放されており特に入場料などはありません。
- 入場料 無料
- 設備 レストラン、ベンチ、子供用遊具
- おすすめの時間帯 日中、夕日、夜景
徒歩で7分 石畳の細い坂を下ります
熊公園 / Bärenparkベーレンパーク



美しいアーレ川のほとりにある熊公園。なんと本物の熊がいます!冬は冬眠しています。「ベルン」という街名は熊から来たという伝説もあります。ちなみに、熊公園にあるレストランはビールが有名なバーレストランです。アーレ川を見下ろしながらソーセージと一緒にスイスのビールを楽しんでみてはいかがでしょうか?
- 入場料 無料
- 設備 レストラン、レストランのトイレ、ベンチ、ジェラート屋さん(夏)、エレベーター
- おすすめの時間帯 日中
徒歩で10分 アーレ川や綺麗な旧市街地の風景を楽しみながら歩きます。
ベルン大聖堂 / Berner Münsterベルナーミュンスター



スイス最大の中世後期の教会です。スイスで最も高い塔を持つベルン大聖堂は、連邦都市ベルンの最も重要なランドマークの一つです。展望台からは旧市街からベルナーオーバーラントの山々まで広がる素晴らしいパノラマを見渡すことができます。展望台へ登るには約300段の階段を登らないといけませんが、塔から見渡すベルンの街並みは絶景です。天気の良い日はアルプスの山々が綺麗に見えます。体力に自信のある方はぜひ登ってみてください。
- 入場料 大人5CHF、子供2CHF
- 設備 教会、エレベーターなし
- おすすめの時間帯 日中
徒歩4分
時計塔 / Zytgloggeツィットグロッケ



ベルンといえばこの時計塔、“ツィットグロッゲ“!アイコニックなベルンの観光地です。バロック末期の影響を強く受けた装飾で、毎時間仕掛けが動きます。アインシュタインがこの時計塔の脇を通り過ぎるバスを観察することで“相対性理論”を構築するきっかけになった場所という言い伝えもあります。Zytglogge(ツィットグロッゲ)の前に広がる石畳のストリートとその両脇にズラーッとアーケイドのお店が広がる街並みもとても綺麗です。
- 設備 周辺にショッピングストリート、カフェやレストランあり
- おすすめの時間帯 日中、冬は夜のライトアップ
時計塔をバッグに石畳のストリートの噴水あたりから写真を撮ると映えます!
Zytglogge(ツィットグロッゲ)はスイスドイツ語!
“Zyt (ツィット)” は標準ドイツ語の” Zeit(ツァイト)” で「時間」という意味です。
“Glogge(グロッゲ)”は標準ドイツ語の”Glocke(グロッケ)”で「鐘」と言う意味です
徒歩5分
連邦議事堂 / Bundeshausブンデスハウス



意外と知らない方が多いのですが、ベルンはスイスの首都です。ベルンが首都である理由がこのBundeshaus(連邦議事堂)です。日本でいう国会議事堂にあたる所です。横長のとても立派な建物で写真スポットでもあります。議事堂内は無料のガイド付きツアー見学※要事前予約も行われています。
連邦議事堂の前には“Bundesplatz”(ブンデスプラッツ)という広場があります。地面から噴水が出るので、夏には子供たちがわいわいと水遊びをしています。週末には野菜のマーケットが開催され、冬にはスケートリンクが登場、その他様々なイベントが行われる場所です。
- 料金 議事堂外は無料で自由に行き来できます
- 議事堂内見学 無料見学ツアーに参加することで中に入れます。※事前予約が必要
- おすすめの時間帯 日中
- イベント情報 10〜11月ごろ-プロジェクションマッピング
アーチ型の屋根をくぐっていく連邦議事堂の裏側へ行くと、そこにはアーレ川とアルプスの山々美しい絶景が広がっています。
テーブルや椅子などがあり少し休んだりテイクアウトしたご飯を食べたりする場所としてもお勧めです。夏には屋外チェスもあります。

徒歩5分
ベルン駅
あっという間にベルン駅に戻ってきました!
ベルンのイベント情報 2025年
バスカーズ・ベルン(Buskers Bern)
期間:2025年8月7日〜9日
場所:ツィットグロッゲ周辺
世界中から集まったストリートアーティストによる音楽やパフォーマンスがで行われます。ベルン駅〜ツィットグロッゲのあたりがメインです。音楽を楽しみながら飲んだり食べたり楽しいですよ!
ランデヴー・ブンデスプラッツ(Rendez-vous Bundesplatz)
開催日:2025年10月18日(土)〜11月22日(土)19:00、20:00、21:00(各回約30分)
場所:ブンデスプラッツ(Bundesplatz)
30分間のプロジェクトマッピングショーです。連邦議事(ブンデスハウス)に映し出されるプロジェクトマッピングが美しい!毎年違うテーマでスイスの自然や文化、歴史を映像と音楽で表現します。この時期にベルンを訪れる方は必見です!
ツィヴィレメリット(Zibelemärit)
開催日:2025年11月24日(第4月曜日)
場所:ブンデスプラッツ〜ツィットグロッゲ周辺
ベルン旧市街で開催される伝統的な玉ねぎマーケットで、玉ねぎを使った装飾や料理が並びます。まだ暗い早朝からやっているのが特徴で、ホットワインやオニオンスープ、ガーリックブレッドなどが売られます。朝5時6時ごろからたくさんの人が玉ねぎのために集まる…というすごく変わった毎年恒例のイベントなのでこの時期に来られる方はぜひ立ち寄ってみてください。
→詳細を見る
ベルンのクリスマスマーケット
①BERNER STERNENMARKT
期間:2025年11月20日〜12月28日
場所:クライネ・シャンツェ(Kleine Schanze)
比較的新しく始まったクリスマスマーケットですが、キラキラ輝く大きなツリーがとっても綺麗で大人気です!ベルン駅からも近いです。※現金不可でクレジットカード決済等のみ対応です
②Waisenhausplatz Christmas market
期間:2025年11月28日(金)〜12月24日(水)
場所 : ヴァイセンハウス広場(Waisenhausplatz)
20年も続く伝統的なクリスマスマーケットです。50以上の木製屋台が並び、クリスマス雑貨や手工芸品、日用品などが販売されます。モミの枝で装飾された屋台が並び、温かみのあるクリスマスの雰囲気です。
クリスマスの後は以下の日程で年末年始のマーケットとしてオープンします。
年末マーケット(Altjahresmarkt):2025年12月27日〜31日
新年マーケット(Neujahresmarkt):2026年1月3日
→公式サイトで詳細を見る
③Münsterplatz Christmas market
期間:11月29日か〜12月24日まで
場所 : ベルン大聖堂前のミュンスタープラッツ(Münsterplatz)
荘厳なベルン大聖堂(Berner Münster)を背景に、静かで落ち着いた雰囲気の中で地元の職人たちによる手作りの工芸品が並ぶ、ベルンでも特に人気のあるマーケットの一つです。
→公式サイトで詳細を見る
ファスナハト(Fasnacht)
期間:2026年2月19日〜2月21日
場所:ツィットグロッゲ周辺
ファスナハトはスイス各地で行われるカーニバルで、派手な仮装や音楽パレードが特徴です。出店もたくさん出ますので食事も楽しめます。ベルンのファスナハトは歴史も浅いですが、わいわいと賑やかなのでぜひ立ち寄ってみてください。
ベルン観光におすすめのチケット
このモデルコースでは、公共交通機関の利用は基本的に「ベルン駅〜バラ公園」間のバスのみです。この区間の片道運賃は約5〜6スイスフランです。
もしベルン市内でバスやトラムを複数回利用する予定がある場合は、**1〜2区間が乗り放題になる「ベルン市内一日乗車券(10.40スイスフラン)」**の購入がおすすめです。
ベルン以外にもあちこち観光したい!という方はスイストラベルパスがお得です。スイストラベルパスがあれば、ベルン市内のバスやトラムはもちろん、船や他の都市へ行く電車もほぼすべて乗り放題になります。
スイストラベルパスの詳細はこちら
はじめてスイスへ来る方におすすめの記事
はじめてスイスに来るという方は、ぜひ「はじめてのスイス観光ガイド」や「スイスの公共交通機関完全ガイド」も参考にしてみてください。
また、ベルン以外にも観光地を探しているという方は、ベルン観光を含んだモデルルートやその他の街の旅行レポも複数ありますので、そちらもぜひチェックしてみてください。