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【スイス生活の苦難】スイス生活で苦しんだ理由。スイス生活は楽しいと誰が言った?

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私は過去留学経験が2回あったのでスイス生活は特に問題ないだろうなと思っていました。けれど思った以上に文化や生活習慣が違い戸惑うことが多々あり、カルチャーショックの原因となりました。スイスに高い理想を持ちすぎたからこそ反動が大きかったのだと思います。スイス生活なんて楽しいに決まっている!と思う人に知ってほしい、私のスイス生活の悩みの種をご紹介します。(まあ住めば都といったもので、今ではだいぶ慣れてきましたが…)

洗濯が2週間に1回しかできない

このスイスの洗濯事情には非常に苦しめられています。スイスのアパートではあるあるなんですが、洗濯機をアパートの住人皆で共有するアパートが多いのです。一階に洗濯室があり、洗濯機と乾燥機、物干しロープが設備されています。洗濯機の使用ルールはアパートによってまちまちなのですが、大抵 ①カレンダーの使用希望日に名前と時間帯を記入して予約 ②事前に使用曜日が割り振られている③ルールが無く空いていたら使う・絶対必要な時は他の住人と交渉のどれかです。ピーターのお父さんのアパートは①だったので洗濯したい時に空いていればいつでも使用できる状態でした。ちなみに一番揉めやすいのはルールがないパターンのようです。

私たちのアパートは②のパターンでしかも2週間に1回2日間という割振…。スイスの洗濯の頻度おかしくないですか(汗)2日間もいらないのでせめて1週間に一回にしてくれーと思います。もちろんアパートによっては1週間に一回のところもあると思います。スイスに来た当初は下着も1週間分しか持ってきておらず、え、どうするの?と早速困りました。(←スーパーでやっすい下着買いました。)ちなみにスイス人はバスタオルを毎日洗いません。最低1週間は同じバスタオルを使います。最初は無理無理!と思っていましたが今ではなんの抵抗もなく1週間同じバスタオルを使っています。でも流石に2週間分も下着は持ち合わせていないので、今は洗濯機が使えない週はピーターのお父さんのアパートまで行って洗濯させてもらっています。(洗濯のために消える週末・・)

もちろん各部屋に洗濯機が備え付けのアパートもありますので、アパート選びの際には洗濯機の有無、共有の場合は洗濯機の使用ルールについて確認必須です!

ちなみにこんな便利商品もあるみたいで洗えない週はこれで下着だけ洗うという対策もありますね。これなら折りたたみで軽量なので日本からスーツケースに入れて持ってこれる上に、部屋に洗濯機を取り付ける工事も不要。次回帰国時にスーツケースに余裕があれば絶対買います。決意。

滅多に外食できない=毎日料理

スイスはとても物価が高いのは知られていると思います。レストランで食事をすると一人当たり最低でも3,000円〜二人だと1万円近くかかります。日本のファミレスや吉野家などのように安くそれなりのご飯を食べられるところはありません。スーパーの惣菜も大したものはなく、しかも高い。必然的に毎日3食料理をしなければなりませんでした。私は人生でほとんど料理をしてこなかったのでこれが苦痛でたまりませんでした。今ではパンやラーメンを作るまでに成長しましたけどね!ポジティブに考えると、生活力爆あがりして逆に良いかもしれません。日本で家事を一切やってこなかった私にとってスイス生活は毎日が初めて記念日です。


どうでも良いんですけど、私がスイスでよく作るパンたちです。左から塩バターパン、ホワイトベーグル、ツォッフ(スイスのパン)。人間やればなんでもできるもんですね。

友達ができない、孤独

スイスで友達を作るのは至難の業で本当に難しいです。特に私は仕事をしているわけでもなく、大学生でもないのでとりわけピーター以外の人と会う機会がありませんでした。話をするのがピーターしかいなくて、自分のコミュニティが家の外にないというのはこんなにもストレスが溜まるのか…と実感しました。最近は積極的に色んな集まりに参加してます。

隣人トラブル

この隣人トラブルが一番精神的にきつかったです。アパート生活を始めて1ヶ月くらいの頃、隣人から手紙が届きました。内容は騒音についての苦情で「今回は管理会社には黙っておいてあげます。」みたいな文言も添えられ、しかも2人の隣人の直筆サインまでされたオフィシャル?な手紙でした。こんな手紙書くなんてどんだけ暇なんだこの人たちと思いましたね。

手紙を書いた二人の部屋に直接ピーターが赴いて謝罪と何がいけなかったのか聞きに行きました。
苦情を言われたからにはもちろんまずは謝りますよ。

隣人男
隣人男

荷物の出し入れの音がうるさかった。

ピーター
ピーター

それはごめん、でも引越しする時はしょうがなくない?

隣人男
隣人男

それ以外にもある。
足音がうるさい。

ピーター
ピーター

足音?僕たち1階に住んでてあなた3階に住んでるのに

僕たちの足音が聞こえるってどういうこと?(ちょっと強気)

隣人男
隣人男

(ちょっと焦り出す)でも、シチンスキさんが夜中に君たちの部屋から騒音がするって言っていた。(話をすり替える)

ピーター
ピーター

僕たちは夜中に起きていないからそれはありえないんだよ。

しかもあなたには聞こえてないんだよね?
今後もし何か問題があればその場で直接言ってください。引越しの音はごめんだわ。

隣人男
隣人男

あ、ああ…ごめんなさい。

私はピーターと二人暮らしで、ピーターは仕事が朝早いので夜10時には就寝します。家に誰かを呼んだこともなく、特に騒音になるようなことはしていませんでした。ただ引越しの際にはもちろん荷物の出し入れや家具の組み立てで音が出ることはありましたのでこれが苦情の主な原因だったようです。問題のお婆さんはというと、

隣人2
隣人2

夜中にあなたたちの部屋から物音がするの。(カレンダーを出してくる)音がしたのは、◯日の夜中2時と、○日の夜12時と…

ピーター
ピーター

僕たち夜10時に寝るのでその時間に僕たちの部屋から物音が聞こえるわけありません。

隣人2
隣人2

そうなの?でもね、あなたたちの前に住んでいた住人が本当に問題が多くて、いつもアパート住人みんなと揉めていたのよ。

ピーター
ピーター

(だ、だから何ー!?関係なさすぎて草)

そうなんですね、今後何かあればその時に言いに来てくれると助かります。

私たちの前の住人との角質を私たちにまで引きずっているようでした。前の住人とかしらね〜(汗)しかも私たちが寝ていて音がするはずない時間に音聞こえてるってちょっと怖くないですか?それをカレンダーに全て記録してるんです…ちょっと狂気を感じましたよ。大体日本のアパートのように壁薄くないんでよっぽど耳すましても隣の音なんて聞こえないんですよ…よっぽどドタバタ騒がない限りですけど。

誰だって苦情手紙もらうの嫌じゃないですか。私は今まで苦情なんて言われたことなかったし、普通に生活していただけでこんな手紙が送られてきたのでなんかそれまでのカルチャーショックによる疲労も相まって涙がボロボロ出てきてもうスイスになんて住まない。日本に帰ると泣きました。

最近は同じアパートの別の住人と少し仲良くなって少しストレスが減りました!苦情おばさんは何かにつけて文句を言ってくるんですけど、はいはいごめんね〜と言って流せるまでになりました(笑)

娯楽が少なくただただ暇

これは私が仕事をしていないからというのが大きいですが、スイスには日本のようなカラオケやアミューズメントパークなどがなくとにかくすることがないのです。なので、散歩に行くかパンを作るかくらいしかやることがなくてとても暇でした。でも夏は公園でピクニックをしたり、ポップアップバーに行ったり、イベントも結構たくさんあるので最近は楽しく過ごせています。そして今ではブログを書くという趣味ができたので毎日がとても充実しています!!

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