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【スイス生活】泣くほど嫌だったスイス生活。カルチャーショックを乗り越えた方法!

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私は今年の冬2年間会えなかった彼氏と今後どうするかを話し合うためにスイスに来て3ヶ月間滞在しました。最初は2年ぶりに彼氏に会える喜びと、久しぶりの海外旅行気分でとってもワクワク楽しく過ごしていました。

けれど時が経つにつれカルチャーショックや色んなトラブルが起きる中、その話を共有できる家族や友達が一人もいない状況に落ち込んで涙する日々でした。

そんな私も今では文化の違い受け入れながら前向きに生活できています。

私と同じように海外で一人で悩んでいる人に、みんなそんな時があったんだよときっと乗り越えられるよというエールを込めて私がカルチャーショックを克服した方法をご紹介します!

目次

そもそもカルチャーショックとは

私は何でこんな気持ちになっているんだろう…そんな思いを抱えていた時、カナダ留学時代に語学学校の授業で習った「カルチャーショック」を思い出しました。

カルチャーショックとはその名の通り、海外生活などで自分とは違う文化・習慣の中に身を置いたときに起きる心情の変化です。

私の当時抱えていたストレス

・2週間に1度しか洗濯できない
・隣人トラブル
・物価が高すぎて滅多に外食できない
・娯楽がとても少なくて散歩しかすることない
・友達ができなくて孤独
・シャワーは基本夜10時まで
・日曜日は掃除機等音を出すことはしない
・ドイツ語がわからない

カルチャーショックにはハネムーン期フラストレーション期順応期適応期の4つのステップがあります。それぞれの期間がどれくらい続くかは人それぞれです。

ハネムーン期

その国の文化や生活スタイル何もかもが新鮮で、文化の違いもポジティブに受け入れられ楽しく過ごせる時期です。私もスイス生活の初めの頃は、ちょうどクリスマスシーズンだったこともありクリスマスマーケットや街のライトアップを見てなんて素敵な国にやってきたんだろう!と毎日が楽しかったです。

フラストレーション期(ショック期)

ハネムーン期の後間も無くしてやってくるのがフラストレーション期いわゆるカルチャーショック期で、一番しんどい時です。私はスイスに来てから1ヶ月くらいして色んなストレスが積み重なり涙を流すほどに…

もう日本に帰りたい!スイスなんて嫌だ!大嫌いだ!とかなりネガティブな気持ちになりました。だけど何がそんなに嫌なの?と聞かれても私も分からず、本当に小さいことの積み重ねで少しずつフラストレーションになって爆発するんです。そしてそんなネガティブな自分が嫌になり自己嫌悪になりました。「こんなはずじゃなかった。」という気持ちが強かったです。私はこれが2ヶ月くらい続きました。

適応移行期

段々とその国の文化や生活に慣れ、フラストレーション期ほどの苦痛を感じなくなる時期です。私はスイス滞在3ヶ月目、日本帰国間近にこの状況になりました。この状況になるとフラストレーション期の自分はなんであんなことで悩んでいたんだろうと思うほどまでに心が回復しました。

適応期

その国の文化や生活に完全に適応します。スイス生活通算5ヶ月目にしてやっともうすぐ私も適応期に到達しそうです!

カルチャーショックを乗り越えた方法

カルチャーショックは当たり前。自分の感情をそのまま受け入れてあげる。

「これはカルチャーショックなんだ、人間が持つ当たり前の感情なんだ。」とまずは悲観的になっている自分を受け入れてあげることにしました。

カルチャーショックに陥るとどうしてもネガティブ思考になってしまうんです。それでさらに「なんで私は前向きに物事を考えられないのだろう、なんて卑屈な人間なんだろう、なんでスイス生活を楽しめないんだろう」とどんどん自己嫌悪になってしまっていました。

でも、これは自分が悪いのではなく生活環境が変化したときに心に起こる自然な現象なのです。そしてこれは時間や経験と共に改善されていくものなのです。それを知り意識するだけで少し心が軽くなりました。カルチャーショック期の段階を知り、今自分はフラストレーション期にいるんだなと客観的に自分の状況を見る事も良かったと思います。

意識的にその国の良いとこ探しをする

カルチャーショックを抱えているときはどうしても悪いところばかり目につくので、あえて意識をしてその国の良いところを探しみるというのも一つの手です。

ポジティブになろう!と思ってもなれるものではないし、余計にポジティブになれない自分に嫌気が差すので、ポジティブにならなくても良いからただただ「スイスのいいなと思うところ」を探すだけ、それだけ意識しました。

違う目線で自分のスイス生活、スイス文化を見ることで、あ、こんなに良いところあるじゃん!と自然と少しだけ明るい気持ちになれました。

同じ境遇の人に話を聞いてもらう

こういう悩みは自分と同じ境遇の人でないと理解してもらえなかったりするので、本当に重要なんです。

同じ境遇の人に「辛い気持ち分かるよ私もそうだった、でもきっと大丈夫だよ!」と言われると、本当に涙が出るほど安心できるんですよね。

日本人の家族や友達には「スイスいいな〜スイスで生活できるなんて羨ましいよ〜」というポジティブな反応ばかりで、私も皆を心配させたくないという気持ちがあるのでスイス生活の苦悩はなかなか打ち明けられなかったりしました。そんな時にスイスにいる日本人や外国人に話を聞いてもらって共感してもらった時に、私が求めていたのはこれだったんだと思いました。

海外、特にスイスのような比較的マイナーな国にいると日本人と出会うのはなかなか難しいんです。これから海外生活を始められる方にはSNSをおすすめします!

私はスイス渡航前から情報収集と家族やリアルな友達には吐き出せない悩みを呟くためにTwitterを始めました。そこで多くのスイス在住の日本人の方と繋がることができました。実際に会わなくとも、そこで励ましのメッセージやコメントをいただいたり、共感していただいたり、どれだけ救われたことか…(泣)これはカルチャーショック期を抜け出すためにとても大きかったと思います。

やるべき事をやりながら時間が過ぎるのを待つ。

最後はこれに尽きると思います。全て時が解決してくれるんです。

雑な例えで申し訳ないんですけど、転んで怪我をしたらどうしますか?薬を塗る、もしくは絆創膏をするなどして治るのを待ちますよね。

カルチャーショックも心の軽い怪我みたいなもんです。急に慣れない環境で孤独に戦っていたら怪我くらいするんですよ。その時には友達に話を聞いてもらったり、好きな事をしてみたり、よく食べよく寝て、淡々と日々をこなすことが大切です!

そうしていれば気がついたら治ってその国に適応するようになります。思い詰めるのは瘡蓋を剥がす行為と同じくらい厳禁です。

無理なら日本に帰ればいい!

どうしても生活が合わないこともあると思います。そんな時は思い切って日本に帰ってしまうのも一つの手です。

私はいつも、本当に嫌なら日本に帰って良いんだよと自分に言い聞かせていました。

異国で生活する上で避けられないカルチャーショックですが、カルチャーショックは大きな成長のチャンスだと思います!

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プロフィール

スイス人夫とスイスで生活している平凡な日本人です。
趣味は海外旅行で、とにかく観光が大好きです。
「痒い所に手が届く"お役立ち"情報」をモットーに《スイス観光情報》や《スイスでの生活に関すること》などを主に発信しています。
将来の夢はスイスでツアーガイドになることです。

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