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【コロナ禍国際遠距離恋愛】日本ではなくスイスでの生活を選んだ理由

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コロナ禍で2年会えなかったピーターと一緒に生活するためにスイスに行くと言うと「なんでピーターは日本に来ないの?日本で一緒に生活すると言う選択肢はないの?」とよく言われました。今日は、私たちがなぜ日本ではなくスイスを選んだのかについて理由を書いてみます。

日本の水際対策でピーターは日本に入国できない

これを毎回説明するのが億劫でした。2021年12月時点で日本はコロナ水際対策で外国人籍の入国を禁止していました。今ではだいぶ緩和されて留学生や就業、事情がある人たちは“ビザがおりれば”日本に入国することができます。まだまだハードルは高いですね。国籍で入国を拒否する国は日本以外にもうほとんどないので、日本人はビザなしで簡単に海外旅行に行けます。という状況から、いまだに外国人が日本に入るハードルが高いことを知らない人がとても多いです。

とまあ愚痴が出てしまいましたが、とにかくピーターが当時日本に入国する方法がなかったのです。スイスは外国人の入国拒否をしていなかったので必然的に私がスイスへ行くことになりました。

スイスと日本の生活水準の違い

当時私もピーターもそれぞれの国で正社員として働いていましたが、私の給料はピーターの3分の1…。
スイスの平均収入は約890フラン(2021年)。現在のレート[1フラン=141円]で計算するとなんと約1,200万円。(⇦平均ですよ…)一方日本の平均収入は440万円(2021年)日本の約3倍!!
*平均収入はこちらのサイトで調べました→https://stats.oecd.org/Index.aspx?DataSetCode=RMW#

最低賃金も20〜23フラン(約2,500円〜3,000円)で、スイスで1ヶ月週3程度バイトしただけで、私が日本でフルタイムで働いていた時の給料を軽く稼げてしまいます…。え、悲しい…。しかも、スイスでは労働条件についてもルールがしっかりと決められており1年に4〜5週間の休暇の取得(有給)が義務付けられています。残業すればその分をさらに休暇として取れるので、年に2回はバケーションをとって海外旅行に行くスイス人が多いです。もちろん賃金が高い分物価も高いですが、物価が高くてもスイスで生活する方が断然生活に余裕があります。スイス人のアパートにお邪魔するとその生活水準の高さに驚いたものです。

こう言う事情があってスイスで仕事を持つピーターをわざわざ日本に呼ぶと言う選択肢はありませんでした。

ピーターは日本語が話せない

ピーターは日本語が話せないので仮に日本に呼んでも仕事が見つかりにくいと思ったのも一つの理由です。これを日本在住のヨーロッパ人の友人に話したら、見た目が外国人なら簡単に英語の先生や結婚式の牧師役などいくらでも仕事は見つかるよ!と衝撃の裏話をされました。結婚式の牧師役まさかのバイトー!?笑 

ちなみに私が住んでいるベルンは「ドイツ語圏」です。私は言語の勉強が大好きなので、私がドイツ語を勉強しスイスで仕事を見つける方が現実的だと思ったのです。ピーターは勉強が苦手なもので…。

でもやっぱり日本がいい!

と言うように、私たちが最初の生活の場としてスイスを選んだのは主に「経済面」の理由です。でも、ピーターは日本が大好きで私も日本の家族の元で暮らしたいと言う思いがどんどん強くなっているので、スイスでお金を貯めていつかは日本に戻りたいなと思っています。特に食事面でかなり苦労しています…日本のレストランやコンビニが恋しいです。