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“Mädchen für alles”の意味 【ドイツ語】

ドイツ語

ドイツ語のMädchen für alles という言葉を聞いたことがありますか?直訳すると「みんなのため(全てのため)の少女」となります。最初この表現を聞いたとき、夜の方のいかがわしい意味かと思いましたが違います!!

実はこの表現はドイツ語の俗語的表現で「何でも代行屋」のことを示すんです!例えば仕事で忙しい人のために買い物や掃除を代行したりなど多種多様な依頼を請け負う仕事です。英語ではTask Rabbitと呼ばれるようです。そういえばこの言葉を聞いたときにレンタル何もしない人を思い出しました。ドラマにもなりましたよね?元気ですかねえ。スイスでもレンタル何もしない人的な仕事は受け入れられるんでしょうか?ぜひやってみたいです。

なぜ “Mädchen”(少女)なの??

昔は女性(メイドさんなど)が家の家事やお茶汲みなどなんでもしてくれる存在だったことから、なんでもしてくれる人=Mädchen(女の子)となったそうです。実際にはこの何でも代行屋の仕事をしている人は女性に限らず男性もいるそうです。今のこのジェンダー多様化時代には受け入れられぬ表現のような気がするのは私だけでしょうか・・・。

ちなみに、ウクライナ語にも(突然のウクライナ語)この言い回しと同じ意味の表現があるそうです。しかし、ウクライナ語では女の子ではなく「全てのための男の子」と言うそうです。ウクライナでは男性がなんでもしてくれる文化なのでしょうかね?とても興味深いです。日本語にはこれにぴったりの言葉は「何でも屋」か「代行屋」しか思いつかなかったです。日本語のこの表現はそのまま過ぎてあまり面白くないですね。

はい、ということで、ドイツやスイスドイツ語圏で職に困ったら「Mädchen für alles」になるという選択肢もありますよ!!

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